ペンネーム:もんきち
年齢:26歳
性別:女
仕事:サービス業
お住まい:千葉県
携帯電話の販売員としてプレッシャーがかかり、仕事に行けなくなった。3年前に精神科でうつ病と診断された。
3年前にうつ病になりましたが、当時携帯電話の販売員をしていたことが原因でした。
派遣社員として、販売員をしていましたが初めにいた店舗では派遣社員と正社員の仕事がきちんと分けられていて、退勤の時間も派遣社員が優先的に帰れたり仕事の量も分けられていたので、負担が少なく働くことが出来ていました。
しかし、店舗移動がきっかけで近くの他店舗に移動しましたが、そこの店舗では派遣社員も正社員並の仕事の量を振られ帰りの時間も終電ぎりぎりになることが多く負担が多くなってきました。
また、仕事の内容も契約を取ることがメインになっていて契約が取れないと責められることも多々ありプレッシャーからか仕事に行くことが出来なくなり、精神科に行ったらうつ病と診断されました。
通勤していると吐き気がして辛かった。経過観察の為に2週間おきに精神科へ通院。
まず、自分がうつ病になるとは思ってなかったので受け入れるまでに1ヵ月くらいかかりました。
電車で通勤していたのですが、だんだん電車に乗れなくなったり一駅進むと吐き気がして降りて、しばらくしてまた電車に乗って、と言うように辛くなりました。
そして、最終的には仕事に向かうと吐き気がしてきて精神科に行ってみました。
薬も4種類ほどもらい経過観察の為2週間おきに通っていて、金額は10万近く払ったと思います。
その後、転勤を希望しましたが派遣会社から返事が来ないうちに症状が悪化したため、退職して自宅にいました。
1年ほど働くことに抵抗がありましたが、私の場合電車に乗ることが一番困難だった為、車で通勤する職場に入社して仕事の内容も負担が少ないほうなので働き始めたら早めに改善されました。
プレッシャーがかかり、接客すること自体怖くなってしまった。
当時は、電車にも乗れずネガティブな気持ちが大きかったのでとても辛かったです。
一番初めにいた店舗では、店舗の中での売上成績も上の方にいて無理をしなくても接客が出来ていたのですが、移動した店舗では最後の方は私が何をしてもすべて断られてしまうほど売上成績も下がってきてしまい、怒られることが多かったです。
その中で、励ましとしてだと思いますが、「〇〇(私)さんが契約取れなかったら誰も契約取れないと思うから頑張ってね!」と言われた時が本当にプレッシャーでした。
取れなかったらどうしようという気持ちが強く、それがきっとお客様にも伝わっていたと思います。
そういう気持ちで接客していたので、成績も落ちて接客すること自体が怖くなっていました。
改善法は、辛い思いをした場所から離れること。家族の支えも大きく旦那が仕事に行きたくなかったら行かなくていいよと言ってくれた。
改善法は、私の場合辛い思いをした場所から離れることでした。
私の辛い思いをしたのは、電車とその当時働いていた職場の地域に行くと思い出してしまい吐き気がしてきてしまったので、全て移動は車にしたりその地域には近づかないようにして改善していきました。
また、家族の支えも大きく旦那が仕事に行きたくなかったら行かなくていいよ、といつも言ってくれたのがとても救われました。
また、人混みも苦手になってしまったので私の中でマイナスになる所には一切行かないことで改善に向かっていきました。
なるべく薬に頼りたくなかった為、最後の方は本当に精神的にきつくなった時にだけ薬を飲むようにしてそれ以外は飲まないように自力で抑えていったことが早めの改善に繋がったのかなと思います。
無理をしないことを覚えて人に頼ってもいいのだなと思うようになった。
まず、辛い思いをする場所に行かないことで思い出すことが無くなったのでだんだん気持ちが落ち着いてきました。
仕事を休んでいる時は、復帰しなくては行けないという気持ちが強かったのですが、辞めることを決意してからはもう行かなくていいんだという気持ちが強くなったのですごく心が軽くなりました。
また、私が働かなくては!という気持ちも旦那がゆっくり治していけばいいよ、と言ってくれたので治すことに集中出来たのだと思います。
辞めてからは、だんだんと無理をしないことを覚えて人に頼ってもいいのだなと思うようになりました。
そして、薬もよほどのことがない限り飲まなくてもよくなったので自然と改善に向かっていったような感じでした。
無理をしないように心がけるようになった。行動範囲も広がり、前向きな気持ちに改善していった。
内面は、また働こうとか旦那のために頑張ろうと、それまでは一人で悩んでいたことが無理をしない程度に頑張ろうと思えるようになりました。
また、ゆっくりでしたが出かけても辛いと思ったらすぐに休むことで行けなくなった人混みなどと歩けるようになったり、最近まで一切電車に乗れませんでしたが旦那と一緒に乗ってみて乗れるようになりました。
これからは、行動範囲が広がったような気がしたのでまた色々な所に出かけたいなと前向きな気持ちになることが出来ました。
また、現在の職場でも無理な責任を押し付けないような風土の会社なので社会復帰が出来て良かったなと思っています。
そして、一人で悩まずに相談もしやすいのでそういった環境が大切なんだなと思いました。
社会復帰に友人、旦那も喜んでくれた。ポジティブに仕事が出来るようになった。
周りには、とても心配してくれていた友達や旦那も社会復帰出来たことをとても喜んでくれて私も嬉しい気持ちになりました。
今の職場の人たちも私がうつ病で前職を辞めたことを理解してくれていて、以前は何か仕事を任せる時にサポートをしてくれたりしていましたが、最近は私が一人で出来るようにサポートの数も減ってきていて、私も一人でやりきることに自信をもってきたのでとてもポジティブに仕事が出来るようになりました。
その度に応援してくれていた上司の方にも評価してもらいとてもやりやすい職場で良かったなと思っています。
今はもう薬は全く飲まなくても、辛い時に相談できる相手がいることで気持ちがとても楽になったので改善されたのだなと思っています。
私は本当に死にたいとまで思った。そんな時は誰かに頼ってみることも大切。辛い思いから逃げてもいい。
うつ病のときは、何をしても上手くいかず自分を責めてしまうことが多いと思います。
私が一番落ち込んだ時は、本当に死にたいとまで思ったくらいうつ病は自分を追い込んでしまいます。
ですが、必ず周りにはそんな自分を見捨てないで支えてくれる人が1人でもいると思うので、そういった時はその人に頼ってみることも大切なことだと思います。
頼ることが迷惑なのではないか、と思ってましたが、相手はそんなこと思ってないので勇気をだして頼ってみてください。
また、辛い思いをする場所には初めは逃げるように自分の中から削除して、辛い思いから逃げてもいいと思います。
立ち向かう勇気より逃げる勇気も大切です。
自分を取り戻すために逃げることで取り戻せることもあるので、無理をせず乗り越えていきましょう。
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