ペンネーム:つくし
年齢:24歳
お住い:広島
職業:事務系
精神科には月1通い。サポートは必要だが、周りの協力を得て職場でも働けている。
社会復帰してからまだ半年ほどなので徐々に仕事の時間を増やしていきながら、ネットで様々な勉強をしています。
未だに精神科には月に一回通い続けていて、日々のストレスや仕事での相談をしています。体調不良になる日もあるので、漢方薬による投薬も続けています。以前はほぼ引きこもりのよう状態でいたのでまだ完全には普通の日常はおくれておらず、サポートが必要なものの、うつ病のような重い症状は改善しています。アルバイト先の会社もそれを理解してくれていて、急な体調不良もカバーしてもらえます。なので現在は問題なく働けています。
就職をキッカケにうつ病に。上司から怒られることが多く精神が削れた。
中学生の頃にいわゆるいじめのようなものに合い、一度は人間不信に陥り、不登校になりました。その時はストレスで不登校になりましたが、うつ病とは診断されずに自律神経失調症と診断されました。
通信制の高校を受け、同年代の普通の学生よりは休みが多かったものの無事卒業出来ました。専門学校へ進学した頃には人間不信は治っており、友人も多くいました。
しかし専門学校を卒業してから就職した会社で上司から不当に怒られ続けました。同僚はそれを止めることなく、私だけが怒られ続けました。会社自体が家族経営で狭い世界だったので一時期食事が喉を通らないほど神経が削れていきました。そうする中で体調を徐々に壊していき、会社を辞めた頃にはうつ病と診断されました。
相談のみの場合は1万以下。薬が処方された時は薬代だけでも3000円掛かるときもあった。
うつ病と診断されてからは一年半ほど病院に通院しました。月に一回ほど病院へ行き、その時々の気持ちやストレスを相談していました。
値段は相談のみの場合、保険適応で1000円以下でした。しかしストレスや精神的なものから体調を崩しがちで家にいても腹痛や頭痛などが続く日もあったので、薬や漢方薬を処方してもらっていました。
一ヶ月分の薬なので、薬代だけで3000円ほどかかる時もありました。当時は引きこもり状態で家から出ることはほぼなかったので、収入もなく親から費用を借りていました。ただでさえ負い目を感じていましたが、病気になっていた時は自分自身の力ではどうしようも出来なかったのでそのばかりは親に甘えていました。
仕事のことを考えると頭痛が止まらなくなった。周りから腫れ物のように扱われることが辛かった。
当時の私は毎日無気力で家に引きこもっていたので家族以外の人と話すことはほとんどありませんでした。友人とも連絡することが減っていてとても閉鎖的に生きていました。
自分自身仕事のことや今後のことを深く考えると頭痛が止まらなくなり、吐き気や腹痛に倒れてしまうこともありました。
それが辛くて寝て1日が終わり、起きてからまた体調不良が続くという毎日で辛かったです。家族や事情を知る周りもとても気を使って私に接していました。
私は気付きませんでしたが、自殺もあるのではないかと高いところや刃物などは気を使って見ていたようでした。周りから腫れ物のように気を使われることも辛く感じて家族とは距離を置いていた時もありました。
漢方薬がうつ病改善におすすめ。毎日飲むことで落ち着きを取り戻せた
いわゆる精神的な薬は心配だったので処方されなかったのですが、気持ちを落ち着かせる・胃腸の虚弱を改善する・頭痛を和らげる効果がある漢方薬を病院から処方されて飲んでいました。
そういった薬は1種類でひと月分3000円ほどで購入していました。ちゃんとした薬は怖くてでも病状を改善したいという時には漢方薬がおすすめです。
実際毎日飲み続けることで効果が現れてきて、身体が落ち着きます。そして身体にいい薬を飲んでいるという安心感が生まれてきます。
精神的な病気なのでそういった精神面で落ち着かせることが大切だと思います。そうした中で漢方薬は身体にいい薬なので、一般的な薬のように効果の持続性などを気にすることなく、毎日続けることで確実に効果が出ます。
治療を続けることで人間不信な部分も改善。普通のことができることが嬉しかった。
漢方薬を飲み続けながら、病院への通院を続けて行き徐々に人間不信な部分も改善されて行きました。
外に出ることがない引きこもり状態も少しずつ人がいる場所で慣らしていき、体調不良の際はすぐに薬を飲み、気持ちを落ち着かせるようにしました。
そうして慣らして行くと自分ができなかったことが徐々に出来ることに増えていって嬉しかったです。
引きこもりやうつ病によって、自分は普通ではない。周りの人とは違い、劣った人間なのだと思い込んでいたので普通のことが出来るようになっていったことで自信もついていきました。そうした頃から友人とも会うようになり、自分のゆとりがある時間も増えました。やはり他人と話すというのはとてもストレス発散になり、人との繋がりを実感できて嬉しかったです。
親が自分と関わる時間を作ってくれたことが嬉しかったし、頑張ろうと思えた。
一番喜んだのは家族です。私が一度落ちて復活してまたドン底まで落ち込んだところを一番近くで見てきたので、心配も不安も多かったと思います。
徐々に外の世界へと向き合うのにしたがい、親も積極的に私自身と関わって行く時間を増やしていきました。一緒に外へ出掛けたりと私の負担が少なくなるようにと努力してくれました。
そうした思いが痛いほど理解できたので私も嬉しくて頑張ろうと思えました。友人たちも私が詳しく悩みを言うことはなかったのですが、色々と察してくれていたようで引きこもりからバイトを始めたという報告もとても喜んでくれました。
私自身自分の気持ちというより、周りの顔色を伺って生きてきたのでそうして周りが喜んでくれるとやる気が出てきました。
人間は一人では生きていけない。必ず自分のことを理解してくれる人はいる。
うつ病では自分自身の問題だけでなく、周りにいるサポートしてくれる人がとても大切です。
人間一人では生きていけないし、うつ病では更に人との繋がりが必要です。家族が助けてくれなければ友人、友人が助けてくれなければ他人と広げていけばいいです。
それこそ精神科のような自分を理解してくれる人でも、ネットの世界でもいいのです。とにかく自分が落ち着く場所を一つでも作っておけばうつ病の改善に繋がります。
そういった場を作っていれば死にたいと感じた時もその人たちの悲しむ顔が見たくないと少しだけ生きることへの執着が生まれます。そうしたことの積み重ねで人生が変わっていきます。
頼るべきものは頼り、楽をするところは楽になるべきです。頑張る必要はありません。自分の人生なので自分生きやすいように生きればいいと思います。
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