ペンネーム:あいら
年齢:35歳
性別:女性
職業:不動産業
お住まい:福岡県
元夫の暴力によっていつの間にか朝起きられなくなった。相談できるのは市役所の相談科のみだった。
20歳の時に結婚をして、幼い子を育てていました。
その時の夫がヤミ金に手を染めたり、ギャンブルでお金が無く、喧嘩ばかりでした。
そして度重なる暴力がエスカレートして大ケガをしました。
暴力の内容は、食べている最中の牛丼を丼ぶりごと顔面目掛けて投げられたり、石の灰皿を顔面に投げつけられたり、頭を足で踏まれ脳震盪を起こしたり、目はパンダみたいに青黒く顔は腫れて変形していました。
警察に何度もお世話になるくらいひどいものでした。幼い娘を見ながら、暴力に耐え、相談できるのは、市役所の相談科のみでした。
辛くて悲しくて、いつの日か朝起きれなくなってしまって、子供のオムツ変えとトイレ以外は、布団の中でほぼ一日を過ごしていました。
母の助言をキッカケに精神科に通うように。うつ病を発症してからは生きているのか死んでいるのか分からない時間が流れていた。
私は、しばらく自分が鬱だとは分からなかったのですが、アパートを訪れた実家の母が、私の様子がおかしいので、精神科に行ってはどうか?と言ってきました。
結局、通ったのは、正式に離婚が決まって、母子家庭になってからなので、費用はほぼかかっていません。
初期費用のみで通院は無料でした。
精神安定剤のような薬と睡眠薬を服用したような気がします。
色んな事を考え、色んな書籍を読みました。
何にも出来ない自分が悪い気がしてさらに、辛くなりました。
長い間、生きているのか死んでいるのか分からない時間が流れていました。
離婚してから、3年は、記憶が曖昧になります。
3年目に正社員として仕事が決まって、素晴らしい社長や社員との出会いが変わるきっかけとなりました。
子育て中に言い表せれない無気力に襲われた。何度も死のうと思った。
旦那は、ほぼ帰ってきませんでしたので、当時2歳の長女がお腹を透かせて泣くと、言い表せないほどの無気力に襲われ、作るとゆうような辛い葛藤がありました。
オムツ変えも何とか行って、その他で泣くと、イライラがとまらず、叩いてしまう感じでした。
起き上がる事ができずに、かといって、眠れないので夜中まで起きていたように思います。
死のうと何度も思い、真冬にお風呂に水を張りつかったり、どうすれば楽に死ねるか、死ぬのは怖いとかそんな葛藤ばかりしていました。
ご飯が食べれなくなって、市役所の相談科に電話をした事もありました。
市役所の人は、私を鬱だとはいいませんでした。
もう、母親なんだから、自分で仕事を探すなり、しっかりしなさい!と怒られました。
散歩に効果があり、歩くと気持ちが少し楽になっている事に気付いた。快楽物質セロトニンやドーパミンの分泌を増やす効果がある。
精神科の先生は、話をよく聞いてくれましたがあまり意味はなかったです。
私は、感情をコントロール出来なかったので、精神安定剤効果のある薬をよく飲んでいました。
しかし依存性があるのか、薬が欲しくなってしまうのです。
そんな時、ネットでうつ病について調べました。
うつ病は、脳内の神経伝達物質の異常でおこるのだそうです。
脳内麻薬の役割をする快楽物質セロトニンやドーパミンの分泌が減っているのだそうです。
薬の他に増やす方法に、ウォーキングとゆうものがありました。
私は、会社からの帰り道を一駅分歩く事にしました。
時間的には一時間程度だと思いますが、これが、すごく効果があって、歩くと気持ちが少し楽になっている事に気付きました。
一日体は仕事で疲れているのだけど、歩くと、体の疲れとは裏腹に心の重さが無くなっていく感覚がしたのです。そこで、やはりセロトニンが分泌される事による変化ではないかなと体で感じる事ができました。それから、毎日歩いて帰る事を始めました。死にたいとか無気力はさほど変化はありませんでしたが、心の重みが減りました。そして、自分を励まして元気にしようと、色んな書物を読んだり、同じ境遇の人の体験談を読んだり、辛い気持ちから抜け出す方法を探し始めました。それは、すごい変化で、死について考えていた自分が、死をまぎらわす為に他の事に目を向けようとしていたのです。死ぬ前にしておきたい事、自分が夢中になれることを探しました。
自信が鬱の改善に一番効果があった。
自分が今までした事の無い分野に手をだす事で、少し辛い気持ちを忘れる事が出来ていました。
例えば、車の運転が出来るようになって、はじめて、自分で子供をテーマパークに連れていったりして、それをした自分に満足出来て、辛い気持ちに勝つことができました。
旦那に殴られてでも生活の為に我慢しなくてはいけないシガラミから抜け出せたのだと思いました。
自分でも、これだけの事が出来るとゆう自信が鬱の改善に一番効果がありました。
次は、何処に行きたい?と子供に聞けるようになりました。
自分の事を他人に話せるようになりました。
回りをみてみると同じような人がたくさんいて、自分の事を客観的に見ることができて、他人を見て、どうすればよいのかを考える事ができるようになりました。
何かを成し遂げた事が嬉しくて、周囲に明るくなったと言われるようになった
シングルマザーなのに、仕事もやって、遊びに連れていったりしっかりやってるねと言われました。
また、何かを成し遂げた事が自分自身嬉しくて、顔に出るようになって、明るくなったと言われるようになりました。
自分を責めて、逃げ場がなくて、暗くなる事で誰かに助けてもらおうとしていた昔の自分を卒業できたのかなと思いました。
暗くなる時もあるし、死にたくなる事もあるけれど、昔みたいに死にたいと思うとすぐにカミソリを持ったりしなくなりました。
死にたいと思った時に、なぜなのか考える余裕ができるようになった事が自分でも頑張ったなと思います。
また、自分が自分の為に頑張る事で、まわりも色んな事を話してくれるし、対人関係も良くなった気がします。
うつ病は生活を改善したりして、体が正常に機能するように改善するのが一番の近道。
人の体は、やはりホルモンバランスや分泌物で変化されるものです。
薬に頼っても、平行線のような気がします。
薬よりも生活を改善したりして、体が正常に機能するように改善するのが一番の近道だと思います。
結局は自分の考え方次第で治るものだと思います。
うつ病になる人は、考え方に柔軟性が無い場合があります。
私もそうですが、真面目すぎる気がします。
色んな苦労をしている人がいます。人の話や体験談を知る事も一つの薬となります。
世間が狭くなっているのだと思います。同じような人を見て、自分がどう思うのかを真剣に考えて下さい。
自分を客観的に見る事が出来れば、治る兆しが見えてきます。治そうと思うのなら、自分を変えたいとゆう気持ちを大切にした方がいいです。
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