ペンネーム:あーちゃん
年齢:31歳
性別:女性
職業:会社員
お住みの都道府県:東京都
就職して2年目に体調を崩し休職。分の性格とは一生上手に付き合っていかなくちゃいけないことを実感。
体調を崩し始めたなと実感したのは、21歳の頃からで、当時は一人暮らしで就職して2年目の頃でした。
療養のために休職することになり、実家に戻ってたまに職場の人と面談をするというのを繰り返す生活を1年ほどして、退職しました。
その後は、実家で療養し少し仕事をしてみたりしてリハビリのような生活をして、4年前ぐらい前からまた一人暮らしを始めてやっと一人で立ててる感じがしてますし、自分でも「よくなったな」と実感ができるようになりました。
それまでも少しよくなっては後退しての繰り返しの生活を送り、自分の性格とは一生上手に付き合っていかなくちゃいけないなということを感じています。
急に生理が止まり、食欲が低下。ハングリー精神が強く、もっともっとと思う性格だった。
就職して2年目のとき、急に生理がとまりました。
食欲があまりなくなってしまい、急に体重が落ちたことも原因だったかもしれません。
職場環境は悪くないと思っていましたし、人間関係も良好であったと思います。
ハングリー精神が強いところで、頑張った人や、成績が良かった人が評価され、自分の希望の部署に行きやすくなったり昇進がしやすい状況で、同期同士のライバル心は強かったと思います。
その環境の中で、負けたくない!という思いは持って仕事にも勉強にも励んでいました。
そして成果が出たり成績がでたときに、もっともっと!という意識が過剰にあったように思います。
そして、優秀で隙がない完璧な自分であろうと思っていて、同性にも異性にも好かれようと思っていました。
完全復帰まで7〜8年ほどかかった。治療のために総額総額250万円から300万円使った。
うつ病だと診断されてから、完全に社会復帰できたかなと実感するまでに7年から8年ほどかかったと思います。
療養のために休職に入ってから、仕事を辞め、時間でのバイトをしたり、フルタイムでの非正規雇用で働いたりと実家から通うようにしていて、現在一人暮らしで正規で働くことが出来るようになって自分の中で普通の生活が出来ているなと実感できるようになるまでの期間です。
心療内科の他に光トポグラフィー検査からの磁気治療を行い、婦人科にも通っていたので、総額250万円から300万円程かかったと思われます。
また病院も心療内科だけでなく、婦人科にも通っていましたので、一時期の飲んでいた薬の種類は5種類以上もありました。
生きることが辛くなり、生きる楽しみがなくなった。何で生きているのだろうと考えるようになった。
日に日に生きていることが辛くなっていきました。
摂食障害も患っていたので、食べることも怖くなり、もともと好きだった食べることにも楽しみがなくなりどんどん生活していくうえで楽しさがなくなっていって閉塞している感じがありました。
息苦しさを感じて、自分を責めることが多くなっていき、「こんな自分ではだめだ!」「なんで自分はこんななんだ!」と否定的にとらえていました。
笑うことが愛想笑いになり、飲み会にも参加することが出来ず、嘘をつくことも多くなり、家に帰ってもボーとしていたり、寝ようとしても寝付けず、ベットの上にはいるものの起きている時間が多かったです。
そして毎朝を迎えるのが絶望的に感じるぐらい辛くて、何で生きているんだろう、、と思っていました。
母の援助があり、磁気治療を半年間集中して行った。
当初の治療は、投薬治療とカウンセリングで心療内科に通いながら婦人科にも通い、うつ病と無月経、摂食障害の改善に向けて療養していましたが、あるとき、母がNHKで特集していた、
磁気治療の番組を見ていて、受けてみなさいと言われたのが転機でした。
保険対象外治療で高額治療になり、そのとき医療保険に入っていなかった私は、お金もなかったので、いいよよ言いましたが、母が全て出してくれました。
その治療は当時都会でしかなく、私の場合は東京にでるために新幹線から宿泊費とかかったわけですが、それも全て母が出してくれました。
一回につき3万円でそれを50回程やり交通費と宿泊費もかかっているので、総額200万円以上かかっています。
それを半年間程の短期集中で行いました。
自分を責める事がなくなり、喜びを感じられるようになった。
まず自分を責めることがそんなになくなりました。
徹底的に自分を否定しすぎて、自分のことが大嫌いになっていたのですが、そんなことをそもそも考えることがなくなり、自分を否定するより、他を否定できるようになったぐらいなので、だいぶ進歩したと思います。笑
また「生きているのが辛い」と考えることも自然になくなり、喜怒哀楽の内、特に喜と楽が大きくなりました。
頭にモヤがかかっている感じがずっとあったのですが、それが晴れた感じで生きているのが辛いと感じることはなくなりました。
毎日生きているのが辛く苦痛で、変に焦ることが多くて何かに追われている感じがあったのですが、それがなくなり自分のペースで過ごすことが出来るようになりました。
またそうするように意識もしています。
母に変化を実感してもらい自分への自信が深まった。良くなったという言葉は間違いなく自信へと変わる。
一番そばでみていてくれた母からも、よく笑うようになって本当にいい意味で普通になったということを言われてました。
それがまた、自分への自信にもなりました。
うつ病だと診断され、療養のために実家に帰ったたきには、ずと一点を見つめてボーっとしていことが多く、異様に瞬きが多かったということを言われたので、そのときにくらべたら、見違える程良くなったんだと思います。
また父からも、よく笑って泣くようになって良かったと言われ、喜怒哀楽が自然に出せるようになったことが何よりの改善だったんだなと感じました。
周りから「よくなった」ということを言われると間違いなく自信にもなりますし、今の自分でいいんだと思えますので、更に改善に拍車がかかります。
自分を責めないこと。この経験が人生の糧となる。
まずは自分を責めている人はそれをやめてあげて下さい!
今の自分でいいんだと認めてあげて、甘やかしてあげられるところから前進していくと思います。また焦ることは禁物です。
焦ってもいいことはないです。そして、周りの言葉に耳を適度に傾けて下さい。
うつ病と診断された人は、周りの人が経験できないことを経験出来ているので、それが今後の人生の糧に必ずなりますし、社会復帰できると更に症状は良くなっていき、うつ病になる前の自分よりも割増しで賢く器用な人間になっていけると思います。
そして、うつ病になる前の自分より今の自分の方が好きになれると思います。
抜けないトンネルはありません。
せっかくの人生、楽しんだ者勝ちだと思います!
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